兼六園とは石川県金沢市にある日本庭園です。
この場所は国の特別名勝に指定される日本三名園のうちのひとつです。
日本三名園とは【兼六園・偕楽園・後楽園】ととても素晴らしい景観をもつ3つの庭園の事です。
この兼六園は日本が誇る日本三名園に数えられるだけあり、とても素晴らしい景色と広大な敷地に穏やかな空気が漂う日本が世界に誇れる場所です。
そんな金沢の有名な観光名所である兼六園を今回はご紹介していこうと思います。
金沢へ旅行に行かれる方にとってはここは外せない観光地です。
是非時間を作って訪れてみてください。
兼六園を見るオススメの時期はいつ?
日本三名園のひとつに数えられる兼六園に行こうと思っている方。
近場に住んでいる人であれば気が向いた時に、気楽に訪れることができるでしょう。
しかし、兼六園は有名な観光地でもありますので遠方の方も行きたいと思う人は多いのではないかと思います。
ただ遠方の方はそう何度も訪れることは出来ませんから、どうせなら1番オススメの時期に行きたい!という方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
そこで兼六園の庭園の景色を見るにあたって一番オススメの時期はいつなのでしょうか。
兼六園は日本が世界に誇れる場所のひとつです。
広大な敷地の庭園には、数多くの緑と池・小川があります。
そして兼六園の庭園は春夏秋冬その全てで、素晴らしい景観を私たちに見せてくれます。
春には満開の桜が咲き乱れ、これでもかというほど春の訪れを感じさせてくれます。
また、夜にはキレイなライトアップがされ昼とは違った表情になる夜桜も見ものです。
夏には力強く新緑が青々と生い茂り、その数々の木々が元気を与えてくれます。
そして、夏の暑さを吹き飛ばすような穏やかな空気を緑の木々と池や小川のせせらぎで漂わせています。
秋には木々が紅葉し、鮮やかな色彩を放つ景色を見せてくれます。
穏やかな水面の池が鮮やかな紅葉を映し出し、目の前全てが赤と黄色と青で埋め尽くされるかのような光景です。
冬には木々にも力が無くなりますが、そこに降り積もる雪が美しい光景をもたらします。
降り積もった雪が見せる銀世界に太陽の光が反射し視界がキラキラと光るかのようです。
このように兼六園は一年を通して様々な表情を見せてくれるためどの時期・どの季節に訪れても何度訪れても私たちを飽きさせる事なく、素敵な風景を見せてくれます。
ですので一概にどの時期が一番オススメだとは言えません。
春の桜が好きな方もいらっしゃれば、夏の緑が好きな方もいます。
秋の紅葉が好きな方もいれば、冬の雪景色が好きな方もいます。
それぞれその人の好みの問題ですので何が一番かとは言えません。
ですがひとつだけハッキリと言えることは、どの時期に訪れても間違いなく素晴らしい景色を見ることができるので後悔はしないということです。
唯一避ける方が良いかと思われる時期が梅雨の時期ですね。
雨の降る時期はゆっくり見ることも出来ませんので、せっかく行ってもあまり楽しめないのではないかと思います。
兼六園の散策時間はどれくらいかかる?
兼六園を楽しむにはどれくらいの時間を取っていれば良いのか?
他にも行きたい観光名所もあるけど、だからってバタバタしたくないし・・・
せっかくの旅行だとたくさんの場所で楽しみたいけど、ひとつのところも満喫したいと欲が出てしまいますよね。
その為にはどこでどれくらいの時間を過ごすか、というスケジュールを決めなくてはいけません。
そのスケジュールを決める為にはどれくらいの時間がかかるのかというのま大切な要素です。
ですので、この項目ではどれくらいの散策時間を取っていれば良いかの目安を紹介します。
兼六園は庭園という言葉が似合わないくらい敷地が広大です。
そのうえどこを見ても見どころである為、園内をゆっくり見回るだけでも時間がかかります。
一緒に写真を撮るなどもするならば【2時間】は時間を取っておいた方が良いでしょう。
私が回った時は閉園前に行って1時間程しか時間がなかったのですが、全部見て回ろうと思うとだいぶ駆け足で見回ることになりました。
また兼六園の中にはお茶を頂けるお店があるのですが、そこでお茶を飲みながら景色を眺めることも出来ますので、このようなゆったりとした過ごし方もしたいという方は【さらに30分〜】見ておいた方が良いでしょう。
ちなみに兼六園は庭園ですので殆どが砂利道です。
また意外と勾配が急な道もありますので、行かれる際はスニーカーなど歩きやすい靴で行かれるのをオススメします。
そしてベビーカーやスーツケースを持っての散策はとても大変なことになりますので、できる限り避けるようにしたほうが良いです。
兼六園へ行くのにオススメの時間帯
兼六園は有名な観光地であり、北陸新幹線が開業してから国内外問わず観光客がとても多く訪れるようになりました。
日本の街が賑わうのはとても良いことなのですが、兼六園のような穏やかな空気が流れる場所は、人の少ない時間に静かにのんびりと散策したいと思いませんか?
週末や祝日、GWやお盆に夏季冬季休暇この時期は入園するのに少し待たなければならない程の混み合いを見せる日もあるそうです。
では平日ならば大丈夫なのかというと、そうでもありません。
私が行った時期は平日だったのですが、海外からの団体観光客が何組も訪れており中々賑わっていました(笑)
平日も休日もダメとなるといつなら大丈夫なのでしょう?オススメの時間帯などはあるのでしょうか?
地元の人は大抵の方がご存知かもしれませんが、兼六園は入園時間前にも解放されているのです。
兼六園の入園時間は時期によって変わりますが7時からか8時からのどちらかです。
3月頭から10月半ばまでは7時入園開始。
10月半ばから2月末までは8時入園開始となっています。
この時間より早い朝方であれば、地元の方が散歩しているくらいでゆっくりのんびりと楽しむことができます。
兼六園内の茶所はもちろん開いていませんが、早朝の澄んだ空気の中散策するのはとても気持ちがいいでしょう。
旅行で来ているのなら、その他の観光もするでしょうから日中の時間を別の地に使えるというのもオススメ出来るポイントとなります。
裏技的な観光の仕方ですが、効率よく時間を使いつつしっかりと楽しめる方法として検討して見てはいかがですか。
まとめ
兼六園はどの時期に行っても楽しめますので、初めて訪れるのであれば都合の良い時・とりあえず自分が見たいと思う景色の時期に行かれるのが良いでしょう。
その際は忘れず歩きやすい靴で散策するようにしてください。
兼六園は日本三名園に相応しく、人生で一度は見ておくと良い景色なのではないかと思いますので、機会があれば是非各季節の表情を楽しんで見てください!