
小学校や幼稚園の入学準備に必ず付いて回るものが、持ち物への名入れですね。
この名入れは思っている以上に大変な作業です。
まず何と言っても名前を書かないといけないものが多い!!
小学校の入学準備だと幼稚園よりもさらに多いでしょう。
文房具類ひとつひとつにまで名前を書かないといけなくなります。
そして書きにくい・キレイに書けないとの悩みが多いものの1つが上履きや体育館シューズに書く名前です。
これらへの名入れは基本的に油性ペンで名前を書く人が多数だと思いますが、どうしても文字が滲んできてしまいます。
踵部分に名入れをする時は小さく細かい文字で名入れをしないといけないですが、滲んでしまい読めなかったり汚くなったりしてイヤになります。
ですので今回は上履きや体育館シューズへの名入れの際に油性ペンのインクがにじまない方法をご紹介したいと思います!
また、油性ペンで書く以外のオススメの方法も併せて紹介していきたいと思います。
小学校の入学準備!かかる費用は?揃える物は?名前は何に書く?【まとめ】
目次
上靴に書いた名前が滲まない書き方!
小学校や幼稚園では校内・園内は上靴を履いていないといけません。
小学校では体育館での授業の際には体育館シューズという別の靴に履き替えなければならない学校も多くあります。
これら履き替える上靴や体育館シューズにも全て名前を書かないといけないのですが、これらの靴は大抵布製であるため油性ペンで名前を書くとどうしても文字が滲んできます。
それは小さく文字を書こうとするととても顕著に現れてしまいます。
せっかく名入れをしても滲んでしまい汚くなったり、読めなかったりするとイヤですよね。
そんな時には以下で紹介していく方法で名入れしてみてください!
この方法で名前を書くと文字が滲まずに書くことができます!
滲まずに名前を書く方法 その1
この方法で使うものは【水】だけです。
それ以外は霧吹きがあると便利かと思います。
名前を書く場所を水で湿らせてから油性ペンで名前を書くだけで、インクが滲んでいくのを防ぐことができます。
これは油性ペンのインクは、乾いたところに書くと繊維を伝って広がっていくため滲んでしまいます。
ですので水で周囲の繊維に水分を含ませておくことで、繊維が油性ペンのインクを吸収するのを抑えるため滲まずに名前を書くことができます。
滲まずに名前を書く方法 その2
この方法はご家庭にある【ヘアスプレー】を使って文字を滲まなくする方法です。
名前を書きたい場所にヘアスプレーを吹き付けた後、しっかりと乾くまで待ちます。
完全に乾ききった後は、普通に名前を書くだけで滲まずに名入れをする事が出来ます。
これはヘアスプレーに含まれる成分が油を弾く効果がある為、滲まずに名前を書く事が出来るようになります。
つまりヘアスプレーで布をコーティング・保護した後に名前を書いているという事です。
しかも洗濯しても洗い流されるのはヘアスプレーの成分のみですので名前はしっかりと残るので安心ですね。
滲まずに名前を書く方法 その3
次の方法は【白チョーク】を使う方法です。
白チョークは黒板に文字を書くときに使う、みなさんよくご存知のアレです。
なかなかご家庭にあるという方は少ないかもしれませんが、もし有るのであれば使ってみてください。
この白チョークを名前を書きたい場所にしっかりと塗りつけます。
指でしっかりと塗り込んだ後に名前を書きます。
これも布をコーティングしてから名前を書くという方法になります。
滲まずに名前を書く方法 その4
これは【液体石鹸】を使う方法です。
液体石鹸とはどこの家庭にも必ず有るであろう、ボディーソープやハンドソープです。
これを使って名前が滲まないようにする方法です。
液体石鹸を名前を書きたい場所に隙間なくしっかりと塗りつけます。
その後ドライヤーなどを使い、しっかりと完全に乾かしてから名前を書いていきます。
液体石鹸が繊維の隙間を埋める(コーティング)事によってインクが滲まないようになります。
滲まずに名前を書く方法 その5
最後の方法は単純です。
それは【布用の油性ペン】を使う事です。
これは何の説明もいりませんね。
インクが滲みやすい油性ペンですが、これは布に書くのを前提とした専用の油性ペンになるため名前が滲むことを防ぎながら名入れをする事が出来ます。
滲まずに名前を書く方法 まとめ
これまで滲まないように名前を書く方法を5つご紹介させてもらいましたが、ほとんどどの家庭にもあるもので出来、無くてもスグに手に入れる事が出来るお手軽な方法でしたね。
しかし、これらの方法も完璧ではありません。
やり方や素材によっては失敗してしまうこともありますので、名前を書く前に必ず目立たない場所で試してからにしましょう。
上靴に名前を書くのにはシールやスタンプもオススメ!!
前項では上靴や体育館シューズに自分で油性ペンで名前を書くときに滲まずにキレイに書く方法をご紹介してきました。
ここでは直接自分で書かずに名入れをする方法と可愛く名入れをする方法のオススメの紹介になります。
まず直接名入れをしない方法としては名前シール・ネームシールを使う方法です。
これは先に名前を書いたシールを貼り付けるものです。
メリットは最終的に剥がすこともできる為、下の子がいる場合や誰かに譲る予定がある場合はキレイな状態で再利用出来るということです。
これに関してはこちらの記事も参考にしてください。
しかしデメリットももちろんあります。
履けなくなったときに下の子や近所のママ友の子に譲るときに剥がして、キレイな状態で譲る事が出来るという事は剥がれやすいということです。
洗濯したら剥がれてしまったなどの声も良く聞きますので、手間はかかる可能性があります。
しかしこのデメリットを縫い付けるという方法で克服している方もいらっしゃいますので、良いアイデアだと思います。
そしてスタンプですが、これは名前が印刷されたハンコですね。
文字フォントを選べたりイラストが付いてあったりで可愛い名入れができます。
また、インクをつけてスタンプするだけなのでとても楽という利点もあります。
スタンプには大小様々なサイズが有り、デザインも色々なセットになっているものもあります。
その為、上靴だけでなく文房具類など名入れをしないといけないものが多い他のものにも代用する事が可能です。
入学準備でたいへんな手間になる名入れを格段に時短するためにはとても有用な方法ですので是非検討してみてください。
文房具類の名入れはこちらを参照
鉛筆に名前を付ける方法は?名入れ品の価格と一年間の消費量はどれくらい?
まとめ
いかがでしたか?
多くの方が悩むと思われる上靴や体育館シューズのような布製のものへの名入れ。
油性ペンで書くと滲んでしまうと諦めていたものが、どのご家庭にでもあるようなもので滲まずにキレイに書く事が出来ます。
また、今後譲るような事があったとしても大丈夫なようにネームシールを使ったり、可愛く名入れするため・楽に名入れするためにスタンプを使うという方法もあります。
これらは自身の環境によって方法を変えると良いでしょう。
小学校の入学準備!かかる費用は?揃える物は?名前は何に書く?【まとめ】