
女性の一人暮らしは何かと不安ですよね。
昨今では一人暮らしの女性を狙った犯罪もよく耳にします。
例えオートロックや防犯カメラなど防犯設備の整ったマンションに住んでいたとしても、建物の中に侵入されてしまえば家の中にまで侵入される確率は高くなります。
そしてオートロックをすり抜けるのは意外と簡単で誰でも入れてしまいます。
住んでいる人によっては知らない人が建物内にいても、気にしないという事も珍しくありませんので建物についている防犯設備を過信はできません。
防犯設備のついていない建物に住むよりは安心は出来ますが、それでも自分の安全を守るのは自分しかいないのです。
ではどのようにして防犯のための対策をすれば良いのでしょうか?
賃貸物件でも出来る防犯の方法について書いていきたいと思います。
目次
賃貸物件での防犯対策は女性には必須
分譲マンションや戸建て住宅を購入しているのなら、近隣の方への迷惑にならないようにという制限はあるもののある程度自分の自由に防犯対策を講じる事が出来ます。
しかし賃貸物件では自分の判断のみでは出来ないような防犯対策が多くあります。
その為セキュリティーのしっかりした集合住宅に住んでいるという人もいらっしゃるかと思いますが、だからといって自身の部屋へは何も防犯対策をしなくても良いかといえばそういうわけでもありません。
たとえ賃貸物件だったとしても出来る範囲でしっかりと防犯対策をしておかないと、貴女の部屋は犯罪者のターゲットとなってしまう確率がとても高くなってしまいます。
ですのでここでどのような防犯対策を講じればよいかをしっかりと確認して、自分の安全を守るようにしましょう。
1.引越し時のご挨拶
すでに引越しも終わり住み始めている方は今からどうしようも出来ないですが、今後引越しする時や引越しの予定があるなどの方は覚えていて損はありません。
引越しのご挨拶は『今後ともよろしくお願いします』『引越し作業でご迷惑をおかけして申し訳ありません』『ご近所の方はどのような方なのだろうか?』『ご近所の方へ自分たちが引越してきた事をお伝えしよう』などの意味があります。
しかし単身者専用であったり単身者が多く住むような建物であれば、引越しのご挨拶はしないことも多くあります。
そのような建物であるのならば、引越しのご挨拶は出来る限りしない方が良いでしょう。
何故なら引越しのご挨拶をすることによって、自分が『女性の一人暮らし』である事を教える事になるからです。
防犯で大切な事のひとつに『一人暮らしであることを悟られない』という事が挙げられます。
ですのでそれがバレないように、ご挨拶をしない事も大事だと言えます。
しかしファミリー世帯も多く住むような建物であるのならば、ご近所の方との関係性が悪化してトラブルになるなどの事を防ぐためにも最初のご挨拶はしっかりとしておいた方が良いでしょう。
防犯の面で考えると一人暮らしがバレないようにご挨拶は避けるべきですが、その事を重要視するあまり引越し後のマナーを疎かにして普段の生活が息苦しくなってしまっては意味がありません。
自分の住む建物に住む方がどんな人が住む場所なのかを考えてご挨拶をすべきか考えましょう
2.カーテンの色に気を付ける
カーテンがピンクやオレンジなどあからさまに女性が好きそうな色にしていると、一人暮らしの女性ということが簡単に分かってしまいます。
そうならないように、白や黒または灰色や紺色などの男性が好みそうな落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。
しかしせっかくの一人暮らしなのですから、インテリアにこだわって自分の好きな空間にしたいという気持ちはよく分かります。
そんな時は遮光カーテンにすると良いです。
遮光カーテンは光を遮るために裏地が黒や灰色である事が多いですので外から見ただけでは分かりにくくなります。
その為自分の好きな色のカーテンを選びやすくなりオススメです。
3.郵便受けは溜めないようにする
郵便受けに郵便物や新聞などが溜まっていると、留守にしがちな家だと思われ狙われやすくなります。
さらに郵便物を抜き取っても気づかれにくいため個人情報がバレてしまううえに、女性が住んでいるという事も分かってしまいます。
ですので郵便物は溜めないように小まめに回収する癖をつけましょう。
また郵便受けには必ず鍵をかけ、中のものを取られない見られないようにしておくのも有効な対策です。
4.窓も必ず施錠する
たとえ高層階に住んでいたとしても安心はできません。
高層階に住んでいるという油断から窓を開けっぱなしにしていたり、施錠をしていないという方も多いため侵入被害は高層階であってもたくさん起きています。
夏場で暑いから、空気を入れ替えたいからと窓を開けっぱなしにしているとそのタイミングで不審者が侵入してくるという事もあります。
出来る限り窓は閉めてしっかりと施錠しておきましょう。
窓にシャッターがついているならしっかりとシャッターを下ろしておくのも有効です。
5.玄関の施錠は必ずする
玄関の施錠は皆さん気を付けていると思いますが、たまに忘れてしまうという事はありませんか?
そのたまにが取り返しのつかない事になってしまうという事もあります。
玄関の鍵は必ず施錠しドアチェーンをかけて、鍵がかかっている事を確認するという癖をつけておきましょう。
また帰宅してから荷物を置いたり、携帯を見たりと鍵をかける前にゆっくりするような方は要注意です。
帰宅後には安心して気が抜けるという人は多いと思いますが、その気の緩んだ帰宅後が一番危険なのです。
帰り道をつけられており、家に入った瞬間に不審者が押し入ってきたという事例もあります。
ですので何よりも優先して玄関の鍵とドアチェーンはすぐに掛けるようにしましょう。
さらにゴミを捨てに行ったりなどの、ごく短時間の外出だとしても施錠する癖をつけておいてください。
この短時間にでも侵入は出来るという事をしっかりと理解して、防犯を意識しておきましょう。
6.玄関のドアスコープを塞ぐ
玄関ドアについているドアスコープ(覗き窓)は中からは広く外を見る事が出来ますが、外から中を見る事は出来ませんよね。
しかしこのドアスコープは魚眼レンズが入っているだけですので、外から見えるようにする方法もあるという事を知っていましたか?
しかもその方法というのはとても簡単なのです。
ここではその方法を書くのは控えますが、このドアスコープは外から中が見えるものだと認識しておいた方が良いでしょう。
単身用のマンションやハイツの部屋は玄関からすぐがお風呂場であったり、直線上に生活空間が見えるような間取りになっているものが多くあります。
部屋でリラックスしているとき、お風呂に入ろうと準備している時などにもし外から覗かれていると思うとゾッとしますね。
ですのでドアスコープはしっかり塞いでおきましょう。
またドアスコープは外から取り外すことも出来るうえに、意外ときにしていないと気付かなかったりもします。
ですので、外から覗かれる恐れがある・取り外されているかもしれないと意識して確認しておくことが大事です。
7.表札の名前に気を付ける
たまにフルネームの表札をかけているお部屋を見かけますが、これは大変危険です。
表札の名前がフルネームだと男性か女性かがすぐに分かってしまいます。
さらに表札の名前が一人だけだと一人暮らしという事もすぐにバレます。
ですので表札には苗字だけを書いて名前は書かないようにしましょう。
また、防犯対策として男性の名前を書いておくというのも良いかもしれませんね。
8.部屋の電気は付けたままにする
一人暮らしで外出するたびに照明を消していると、留守にしているという事がすぐにバレてしまいます。
ですのでちょっとの外出のときは電気を付けたままにしておいたり、帰宅してもすぐには電気をつけないなどの工夫をすることによって留守にしているのかどうかが分かりにくくなります。
また最近の照明はタイマー機能があるものも多いのでうまい事使って、帰宅前に電気がつくようにしておくのも有効と言えます。
少々値ははりますが、防犯機能として自動で照明のON/OFFをしてくれるものもありますので検討してみても良いでしょう。
さいごに
これらの対策は基本的な対策となります。
本来はこのような事をしなくても安心して生活する事が出来れば良いのですが、現実的にそうはいきません。
まさか自分がと思っている人ほど被害に遭いやすいものですので、自分の身は自分で守る!と日々の防犯意識が犯罪に巻き込まれない一番の対策となるのです。
犯罪者も防犯を意識しているように見える人をターゲットには選びにくいものですので、しっかりと防犯しているというのをアピールするのも良いかもしれませんね。
女性が一人暮らしをするなら防犯対策は必須!狙われやすいマンションと防犯設備で選びたい物件も紹介!【まとめ】