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端午の節句にちまきや柏餅を食べるのはなぜ?お祝いの料理は他に何がある?

投稿日:2018年1月27日 更新日:

男の子の健康と成長をお祝いする行事として知られる端午の節句。
この端午の節句には柏餅や粽(ちまき)を食べるという人も多いと思います。

柏餅はかしわの葉の良い香りが程よく移ったお餅と餡子(あんこ)の甘さが絶妙な和菓子ですね。
そして粽(ちまき)は笹の葉に包まれた程よく甘いもち米が美味しい和菓子です。

私はどちらも大好きなのですが、どちらかというと粽(ちまき)の方が好みです!
あのほんのりと甘いおもちが・・・と、私の好みは関係ありませんね(笑)

これらの食べ物は端午の節句では欠かせないものですが、なぜこの日に柏餅や粽(ちまき)を食べるのでしょうか?
今回はこの理由について書いていきたいと思います。
さらに端午の節句のお祝い料理って意外と皆さんも知らないのではないかと思いますので、併せて書いていきたいと思います。

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端午の節句にちまきや柏餅を食べるのはなぜ?

端午の節句に欠かせない食べ物である柏餅や粽(ちまき)ですが、これらを食べるようになった理由をご存知ですか?
端午の節句にこれらを食べるようになったのにはちゃんと理由があります。

決して美味しいから!という理由ではありません(少しはそういう理由もあるかもしれませんが)
その理由を以下に書いていきますので是非読んでいってください。

柏餅を食べる理由

柏餅が食べられるようになったのは江戸時代(徳川9代将軍~10代将軍の頃)と云われています。

柏餅に使われている【かしわ】ですが、この植物にはある特徴があります。
その為、縁起物としてかしわの葉を使いお餅を包んだ柏餅という和菓子が出来たのです。

その特徴とは≪新芽が育つまで古い葉が落ちる事が無い≫というものです。
この事から子供が育つまで親が死ぬことは無い、つまり家系が途切れる事なく繁栄するというゲン担ぎでかしわの葉を使った柏餅を武家階級の方がお家の繁栄を願い好んで食べていたとされています。

しかしこの柏餅を縁起物として食すという文化は東日本の文化であり、西日本ではこの文化はあまり馴染みがありませんでした。
それなのに西日本でも端午の節句には柏餅と知られているのは、この時代には参勤交代制度があった為東日本の文化である柏餅が西日本にも入ってきた為と云われています。

ただ西日本では柏餅の文化が流れてきてもあまり浸透する事はありませんでした。
その理由としてカシワの木が西日本ではあまり自生していなかった事が原因だと云われています。

このような理由から端午の節句に柏餅が食べられるようになりました。
ただ、関西の方では今でも柏餅より粽(ちまき)を食べるという人が多いのも上記のような理由があったからなんですね。

次は端午の節句に粽(ちまき)を食べるようになった理由を書いていきます。

ちまきを食べる理由

柏餅は日本独自の和菓子であるのに対して、この粽(ちまき)というのは中国から伝わった食べ物なのです。
この粽(ちまき)は端午節の風習とともに日本へと伝わってきました。

中国で粽(ちまき)が食べられるようになったのには中国戦国時代の悲劇の英雄【屈原(くつげん)】という男の物語が元だと云われています。
この屈原の物語は以下になります。

中国戦国時代の屈原の伝説

戦国時代の中国に楚という国があり、そこにとても博識で政治的手腕にもすぐれた屈原という男がいました。
この屈原は王の信頼も厚く側近となっていたのですが、他の官僚の陰謀によりその地位から失脚してしまいます。
その後、楚が敵国である秦軍に攻め落とされた事から楚の行く末に絶望し汨羅江(べきらこう)へと身を投げ入れました。

屈原は人々からの人望も厚かった為、屈原の死を知った人々は彼の亡骸が魚に食べられる事が無いようにと、魚の餌にもなる粽(ちまき)
を汨羅江へと投げ入れたのが粽(ちまき)の始まりと云われています。

この屈原の命日が5月5日であった事から、端午の節句と粽(ちまき)が結びついて日本へと伝わったとされています。

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またここでいう粽(ちまき)というのは【中華ちまき】の事ですが、関東の方で粽(ちまき)を食べる際はこの【中華ちまき】の方を食べるようです。
しかし、関西で粽(ちまき)というと『上新粉を練って作る甘い和菓子』の事なのです。
私の出身も西日本ですので、粽(ちまき)というとこの甘い和菓子のイメージでした。
端午の節句にもこの和菓子の粽(ちまき)が出てくるのが当たり前でしたね。

中国から伝わった時は【中華ちまき】だったのが、時が流れると日本では和菓子としての【粽(ちまき)】に変わっていったのです。
当時の都は現在の京都の辺りだった為、もち米をうるち米に変えたりと改良されていった結果、和菓子に変わっていったのかもしれませんね。
江戸時代にはこの上新粉を使った粽(ちまき)を含めて4種類の粽(ちまき)があったそうです。

しかし中国から端午の節句と共に伝わった粽(ちまき)ですので、節句の料理は中華ちまきなのが当たり前だという説もあります。

端午の節句のお祝い料理は他に何があるのか?

端午の節句には柏餅または粽(ちまき)というのは有名ですので、みなさん知っている事と思います。
しかしこの日は男の子の健康と成長をお祝いする日です。
柏餅や粽(ちまき)だけというのも寂しいですよね?

お祝いなのだからお祝いの料理というものがあっても良いと思うのですが、どんなものが思い浮かびますか?
皆さんあまりピンとくる料理が思い浮かばないと思います。

女の子の節句であるひな祭りでは【ちらし寿司やハマグリ】などシンボルとなるお祝い料理は色々とあるのですが、端午の節句にはあまりそういうものはありません。
逆にいえば『コレ!』というものが無く決まりも無いので、なんでも良いのです。

しかしなんでも良いと言ってもせっかくのお祝いですし、ご家庭によっては祖父母も迎えてのパーティーをするという方もいらっしゃるかと思います。
そのような席ですので縁起の良い食べ物旬となる食べ物を用意すると良いでしょう。

端午の節句にオススメの食べ物を以下にご紹介しますので確認してみてください。

  • 赤飯
    子供のお祝いといえばお赤飯ですね。
    子供はあまりお赤飯を好きではなかったりするので、ちらし寿司でも構いません。
    しかし、ちらし寿司は桃の節句のイメージが強くなるのが難点ですね。

  • 鯛は『おめでたい(鯛)』で有名な縁起物です。
    端午の節句に限った縁起物ではありませんが、お祝いの席ですので尾頭付きなんてあれば豪華になりますね。
  • (かつお)
    この時期の鰹は初鰹であり、旬の時期です。
    さらに【鰹=カツオ=勝男】の語呂から縁起の良い食べ物でもありますので、端午の節句にもピッタリです。
  • ブリ
    ブリは出世魚の為、子供が出世するようにとのゲンを担ぐ縁起物です。
  • 海老レンコンタケノコなど
    これらはおせち料理や桃の節句料理にも使われる縁起物です。
    これらの縁起物は端午の節句にもピッタリのものです。

これら上記の食材を使えば端午の節句のお祝いを華やかに彩ってくれるでしょう。
これら以外にもおせちや他の節句料理に使われるような食材は端午の節句にもピッタリなものばかりですのでよろしければ以下の記事も参考にしてみてください。

ひな祭りの定番の料理とその食べ物の意味や由来は?
歳神様と歳徳神様の意味とは?歳神様へのお供え物とおせち料理の意味

さいごに

端午の節句に食べるのは当たり前だと思っていた【柏餅や粽(ちまき)】もこのような理由があったのですね。
さらに東日本と西日本で柏餅派なのか(ちまき)派なのか、違いが出るというのも意外でした。

しかしこれら2つの食べ物以外は端午の節句のイメージをもつ食べ物というのは無いというのも不思議ですよね。
ひな祭りには色々な食べ物があるのに。
やっぱり昔から女性は美味しいものを食べるのが好きだったのかもしれませんね。

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