
悲しいこと、辛いことがあって夜の間泣き続けた。
悲しい結末のストーリー、感動する映画を見て涙が止まらなくなった。
その他にも色々な理由でたくさん泣いてしまった翌日、起きて鏡を見たら目が腫れていた!
大人でもたまには思いっきり泣く事はストレスの発散にもなり、良い事なのですが翌日の目の腫れには本当に困らされますよね。
このままじゃ人前に出れない!とお悩みの方へ、簡単ですぐに出来る目の腫れを治す方法をご紹介したいと思います。
併せて、目が腫れる本当の原因もお伝えしたいと思います。
前日にたくさん泣いたから目が腫れた。
目が腫れる原因は、泣いたことではないかもしれません。
目が腫れる原因をしっかりと理解して、翌朝に目が腫れるのを予防して、気兼ねなく感情を表に出せるようになりましょう!
目次
朝の目の腫れを治す6つ方法とは?
翌朝起きてから気づく目元の腫れ。
昨晩の事を思い返すと、たくさん泣いちゃったししょうがないか・・・と感じる反面、『このままじゃ外に出られない!』という悩みが出てきますよね。
そこで簡単に目の腫れを治せる方法をご紹介していきます!
治し方その1 アイパック
冷たい水や冷たい化粧水を染み込ませたコットンを目の上に乗せてアイパックする方法です。
まぶたを冷やす事によって血管が収縮し、まぶたに溜まっている水分が流れていく事で腫れを治す効果が期待できます。
- 冷えた水・冷やした化粧水をコットンに染み込ませる。
※あまりに冷たすぎると、逆にまぶたが赤くなったり痛みが酷くなる事があります。 - 横になりコットンを目の上に乗せます。
- そのままの状態で5分ほどしっかりとパックします。
治す方法その2 金属スプーン
冷やした金属スプーンを使って腫れを治す方法です。
使うスプーンはカレースプーンのような少し大き目のモノを使うのがちょうど良いサイズとなります。
上記のアイパックと同じ理由でまぶたを冷やすことで、腫れを治す効果が期待できます。
さらに、スプーンをまぶたの上で軽く転がすように動かすことで、冷やしながらマッサージをする事も出来る為、こちらも高い効果が期待できます。
方法その3 ティーパック
こちらは冷やしたティーパックを使って腫れを治す方法です。
やり方はアイパックと全く同じですが、紅茶に含まれるラマフラヴィンという成分が目の腫れに効果的と言われている為、ティーパックを使う事によってより高い効果を期待する事ができます。
ここで使用するティーパックは、使用済みのモノを用意しましょう。
使用済みとはいえ、ティーパックを使う事には抵抗があるかもしれませんが、カモミールなどは鎮静作用もありますので紅茶が好きな方で家にある方は一度試してみると良いでしょう。
治す方法その4 温冷パック
こちらは温かい蒸しタオルと冷えたタオルを使って腫れを治す方法です。
目元を冷やすだけ、または温めるだけでも効果は期待できます。
しかし温める・冷やすと交互に行う事で血行が良くなり目の腫れがより早く治る効果があります。
- しっかりと水分を含ませたタオルをレンジで温めます
※500Wで1分程度 - もう一枚のタオルは冷たい水を染み込ませておき、冷蔵庫で冷やしておきます。
- 蒸しタオルが人肌程度に冷めたら、目の上に乗せます。
- 5分ほど経ったら、冷たいタオルを代わりに乗せます。
- これを何度か繰り返します。
治す方法その5 シャワー
温かいシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びる事で腫れを治す方法です。
上記の温冷パックと同様の理由で効果が期待できます。
ただしこちらは、目元にはもちろん効果がありますが、それだけでなく全身の血行が良くなり浮腫み(むくみ)にも効果がありますので、朝シャンのついでに行うと良いでしょう。
治す方法その6 マッサージ
目元をマッサージする事によって腫れを治す方法です。
目元の腫れの原因は、まぶたの血行が滞ることによる血行不良が主な原因となっています。
その為、その血行を良くすることで腫れを治す効果が期待できます。
マッサージの方法は以下のように行います。
- 目元の上側眉の下辺りを、目頭から目尻にかけて軽く押すようにマッサージする。
- そのままコメカミの方まで指圧していく。
- 目元の下側も同様に目頭から目尻にかけて軽くマッサージする。
- そのままコメカミの方まで指圧していく。
- その後少し強めにコメカミを指圧する。
あまり強く指圧してしまうと眼球に痛みを感じたり、目元の傷つきやすい皮膚にダメージを与えてしまうので注意してください。
コメカミの指圧は少し強めに数回指圧するのがポイントです。
目の腫れの原因は泣く事じゃない?!
泣いた翌朝の目の腫れを治す方法6つを前項で紹介してきましたが、泣いた後に目が腫れる原因はなんなのでしょうか?
泣いた後というくらいですので、泣く事が原因なんじゃ?と考えるものですが、それだけが原因というわけではありません。
もちろん泣く、つまり涙も原因となり得るのですが、それ以上の原因があります。
その原因を紹介していきます。
目の腫れの原因その1 涙
原因は泣く事じゃないと言いながらいきなり原因が涙と言ってしまってますが、涙も少なからず腫れの原因となっているのは事実です。
涙は舐めると少ししょっぱいですよね?
つまり涙には塩分が含まれています。
塩分の多い食事をとった後は、身体が浮腫(むく)んだという経験をされた方も多いのではないでしょうか?
それと同じで、塩分の多い涙に長時間さらされる事によってまぶたが腫れてしまう事もあります。
涙はある程度は拭き取るようにしましょう。
目が腫れる原因その2 泣き方
泣いた翌朝に目が腫れる原因の大半は泣き方に問題があるといえます。
泣くときには涙を拭うために強く目元を擦ったりしていませんか?
目元の皮膚は薄く、刺激にとても弱いです。
そして涙の成分が目元の皮膚に刺激を与えてより敏感な状態となります。
そのような状態の目元を手やティッシュなどでゴシゴシと擦ってしまうと、まぶたの内側の毛細血管から組織液が染み出すとともに、血液も集中して溜まってしまいます。
さらに水分の排出も上手くできなくなりますので、これが目元の腫れを引き起こす大きな原因となってしまいます。
涙を拭うためにゴシゴシと擦る。
その為にまぶたの皮膚が傷つく。
その傷口に涙に含まれる塩分が刺激を与える。
この流れが目を腫らす原因となるのです。
傷口に塩を塗り込んでいるような状態なので、理由がわかると腫れるのは仕方ないと分かりますね。
泣いた後の目の腫れを予防するには?
前項で書いたように目の腫れの大きな原因は涙を拭く際に強く擦ってしまう事です。
つまり目元を腫らさないようにするには擦らないように涙を拭うようにすれば良いのです。
具体的には、
【涙が頬にまで流れてきた時に拭く】
【涙袋の辺りを軽く押さえるようにして拭く】
この様に涙の拭き取り方を意識する事によって、翌朝の目の腫れを予防する事ができるのです。
しかしこれだけでは不安だという方もいますよね。
ですのでこの他にも目を腫らさないようにする予防・対策をご紹介します。
枕を高くする
寝るときは枕を高くして寝る事で目元が腫れにくくなります。
枕を高く高くする事によって、顔の水分が重力に引かれ体の下へと流れます。
その為、目元が腫れにくくなります。
仰向けで寝る
泣いたまま寝てしまう時によくある光景の一つに枕に顔を埋めて、うつ伏せで寝てしまうというものがありますよね。
実はこれも目元が腫れる原因となります。
枕に顔を埋めると、自然と枕とまぶたが擦れてしまいます。
泣いて敏感になっているまぶたには、これも刺激となり目が腫れる原因となります。
その為、寝る時には上を向いた仰向けの状態でねるように気をつけましょう。
目が腫れる前に目元を温冷刺激する
上に書いた『目の腫れを治す方法』は目が腫れる前に行う事で、まぶたに水分や組織液が溜まることを防ぐ事が出来ます。
ですので、事前に行う事で目の腫れを防ぐ予防になります。
思いっきり泣いて余裕が出来れば、しっかりと対策をしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
泣いて腫れてしまった目元を治す方法はどれも数分でできる簡単なものです。
これを知っていれば、泣く事を我慢する事なく思う存分ストレスを発散する事が出来ますね!
また泣く事が目の腫れを引き起こす原因ではないと分かっているだけでも、予防に繋がりますので翌朝の為にも涙の取り扱いには十分気をつけるようにしましょう。