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お中元

お中元の意味と由来は?お歳暮との違いは何なのか?

投稿日:2018年3月2日 更新日:

夏が近づいてくると、お中元の事を考えないといけない時期がやってきたと感じます。
毎年毎年『何を贈ったら良いのかな?』『今年は誰に贈らなきゃいけないのかな?』『予算はどれくらいを見ておかないといけないかな?』など頭を悩ませる時期とも言えます。

しかし、そもそもなんでお中元を贈っているのですか?
みんなが贈っているから?贈らないといけないと親に言われたから?贈っていないと気まずいから?

お中元という行事は古くから行われており、今でも多くの方がこの時期になると贈り物をしています。
しかしお中元という行事がなんで行われているのか知っている方は少ないのではないでしょうか。

今回はお中元の意味と由来について書いていこうと思いますので、是非ここで確認していってください。
併せて、似たような行事であるお歳暮との違いについても書いていきますので、こちらも一緒に確認していってください。
お中元の時期はいつからいつまで?関東と関西でも違いがあるの?!

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お中元の意味と由来は?

色々な方へビールや水菓子などを贈る、夏の行事であるお中元。
時期になるとデパートや百貨店ではお中元のコーナーが出来て、大々的に贈答品が売り出されているのを目にすると思います。

しかしこのお中元とはどのような意味を持って、品物を贈るのでしょうか?
そしていつからこのような行事が始まったのか?これらについて書いていきます。

お中元の意味とは?

お中元とは毎年20代以上の方の9割が行っていると言われる、日本にしっかりと定着している行事です。
お中元の時期は地域によっても違いますが、7月上旬~8月中旬の間とされています。

この時期が1年の折り返し時期である事から、『今年も大変お世話になっています。1年も折り返しとなりましたが、よろしくお願いします。』という意味があるご挨拶の行事なのです。
そして日頃からお世話になっている方へ、感謝の気持ちと共に健康を気遣う気持ちを目に見える品物というカタチに込めて贈るというのがお中元の目的となります。

お中元には『健康を気遣う』という意味も込められていますが、これはお中元の時期が夏という暑い時期であり、昔はこの暑さで倒れる人も少なくなかったため、このような意味合いも含まれるようになっています。
お中元に贈られる贈答品の定番としてビールや水菓子などの冷たいものが多く選ばれるのも、これらが理由の一つになっています。

このように日頃から大変お世話になっている方(両親・仲人・恩師・上司など)へ感謝と気遣いの気持ちを込めて贈るものというのが本来の意味合いなのですが、最近では隣近所の方や友人へも『今後も末永くお付き合いを宜しくお願いします。』という意味で贈る場合もあるようです。
しかし最近では会社間では取引先へのお中元などは禁止としている会社もあるようですので、贈る際には会社の規定がどうなのか確認しておかないといけませんね。

また、子どもの学校や習い事の先生へもお中元を贈る親御さんもいるようです。
これは『うちの子供をこれからも一層宜しくお願いします。』という意味で贈るようですね。
捉え方によっては、自分の子供を贔屓しろと言っているようにも感じるため『お中元を親御さんから頂くのは・・・』と受け取りに困るという方もいるようです。

これらのように本来のお中元の意味合いとは少しズレた意味で、お中元を贈答する場合もあるようですが、本来は『常日頃お世話になっている方への感謝と、健康を気遣う気持ちをカタチにする』という意味です。
ですので今まで何となくで贈っていた方は、しっかりと感謝の気持ちを込めて贈るべき方に贈るようにすると良いかもしれませんね。

お中元の由来

お中元を贈る意味は前項で書いたので、ここではお中元がいつから始まったのかという由来について書いていきたいと思います。
お中元の始まりには、昔の中国で行われていた行事が関わっています。

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中国の三大宗教の一つである道教では1月15日を『上元』、7月15日を『中元』、10月15日を『下元』と呼び、それらをまとめて三元と呼ばれていました。
そしてそれぞれの日を神様の誕生日であるとして、これらの日に供物を捧げて神を奉るという行事がありました。

道教ではこのうちの中元を人間贖罪(しょくざい)の日としており、さまざまな罪が赦される贖罪の行事が行われます。
そして仏教では道教の中元と同時期に盂蘭盆会(うらぼんえ)という先祖の霊を供養する行事があります。

この『中元』と『盂蘭盆会』が交ざりあって、日本に伝わったのが盆の贈答品であるお中元の始まりです。
江戸時代になるとお盆の時期には『盆供』と呼ばれる先祖への供物と共に、商い先やお世話になった方へ贈り物を渡すようになり、この習慣をお中元と呼ぶようになりました。

これがお中元の始まりです。
ですので、お中元を贈る相手というのは『先祖(両親や親戚など)』『取引先』『その他お世話になった方』に贈るのが正しいという事ですね。

お中元とお歳暮の違いは何なのか?

ここまでお中元の意味と由来について書いてきましたが、お中元はお世話になった方への感謝とご挨拶が目的です。
そしてお歳暮の目的も『年の暮れに1年の感謝をカタチにして伝える』というのが目的となります。

ではどちらも同じ感謝の気持ちをカタチにして伝える行事ですが、何がどう違うのでしょうか?
お中元とお歳暮は贈る意味もほぼ同じで、大して違いは無いのですが、一番大きな違いはやはり『贈る時期』です。
お中元の時期はいつからいつまで?関東と関西でも違いがあるの?!
お歳暮の時期はいつ?贈る際のマナーと金額の目安

はい、読んでくれている皆さんが思った通り当たり前ですね。

しかし贈る時期が違うからこその、違いがあるのです。
まず上記でも書いたようにお中元には『常日頃からお世話になっている方へ、暑い夏の時期に体調を崩さないように』という意味も込められています。

しかしお歳暮には歳の暮れに1年間の感謝を込めた挨拶と、『翌年もよろしくお願いします』という年末年始の挨拶の意味が込められています。
その為、贈答品に込める意味合いが違うという他にも、贈る品物のチョイスにも違いが出ています。

お中元には上記にも書いたように『ビール・水菓子・そうめん』のような冷たくて、暑い時期を快適に過ごせるようなものが定番となっています。
比べてお歳暮では『ハム・ソーセージ・スイーツ・ビール・お肉』などのような、人が集まった時に少し食卓を豪華に彩る事の出来るものが定番となっています。

また、お歳暮では時期的にも『海老やカズノコ』などおせち料理の食材を贈る事もあります。
このように時期の違いによって贈答品の内容というのが変わってくるのが特徴です。

さらに、1年の途中での感謝を伝えるお中元と1年の締めに感謝を伝えるお歳暮では、お歳暮の方が重要視されています。
ですので、お中元で贈ったものよりもお歳暮で贈る品物の方が若干高価になるように贈るという金額面での違いもあります。

このようにお中元とお歳暮はほぼ同じ意味をもつ季節行事ですが、それぞれの意味を知ると気を付けるべき事や違いが見えてきますね。

まとめ

夏の時期になると、習慣として贈っていたであろうお中元。
ちゃんと意味を知ると、贈るべき人や何のために贈るのかが見えてきますね。

最近では本来の意味とはズレた意味合いで贈っている場合もあるようですが、それも本人がちゃんと分かって行っている分には時代による変化なんだろうと思えます。
しかし、お中元を贈られても受け取りに困るという方(学校の教師など)もいますので、そういう方へ贈る際は相手の事も考えて贈るようにしたいですね。
お中元についての基礎知識!渡す相手に相場や時期は大丈夫?【まとめ】

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