
今年も20歳を迎える新成人をお祝いする時期ですね!
ニュースでは新成人が何か〇〇をした!等ヤンチャの報道が毎年ありますが、まぁ一部の人達だけの事ですね。
ほとんど、9割以上の新成人は多かれ少なかれ自分が成人になった!とこれからは大人として扱われるんだから恥ずかしくない生き方をしていこう!と意識し自覚する事を思います。
私も成人式では恥ずかしながらそういう青臭い決意をしたモノです(笑)
そしてそんな成人式を迎えた大人へは身内や知人からお祝いが贈られたりもしますよね。
さて、お返しはどうしましょう?
成人式のお祝いにお返しは必要無い?
それともお返しはやっぱり必要?
どちらの意見もありますよね。
では、ホントはどっちなのでしょうか?
- 成人祝いにお返しは必要かどうか?
- お返しをするなら金額の相場はいくらなのか?
- お返しをするしないに関わらずどんなマナーがあるのか?
今回はこの3つについて書いていきますので、しっかり確認していきましょう。
成人祝いにお返しは必要?
大人になったことをお祝いされているのだからお返しをするのはマナー?
成人祝いにはお返しは必要無い?
必要不必要と、どちらの意見もありますが一般的には成人祝いのお返しは原則必要無いとされています。
成長を祝福するお祝いは、【お祝いされた側】もいつか【お祝いをする側】に変わっていきます。
その時にしっかりとお祝いしてあげることが最高のお返しだと考えられているからです。
しかし貰ったまま何もしないで良いという事ではありません。
お礼を本人の口からちゃんと伝えるようにしてください。
一番はその方に会って直接お礼を伝えるのが良いのですが、遠方であったり時間が合わない等で現実的では無い場合もあるかと思われます。
そのような場合は電話かお礼状を送りお礼の言葉を伝えましょう。
またその際はスナップ写真でも構わないので記念の写真を一緒に送ると喜ばれる事と思います。
しかし、ご近所の方や友人または会社の方からお祝いを頂く場合もあります。
そのような時に(場合によっては身内でも)お返しをしないと常識が無いや気が利かないと思われる事もあります。
その為相手に気を遣わせないようにお返しをした方が良い場合もあります。
お返しは原則必要無いとされていますが、ご実家の地域の風習であったり、ご家族親類の習慣などがある場合はそちらも優先するようにしてください。
成人祝いのお返しの相場は?
成人祝いにお返しをする場合の相場は1/3~半額が相場となっています。
しかし、成人祝いには大きな金額を包まれる方もいらっしゃいます。
そのような場合には1/3や半額にこだわらずとも構いません。
高額のお祝いを頂いた場合にその半分を返す。
もしくは頂いたお祝いに対して多めにお返しをする。
これらの行為は『あなたにお祝いをしてもらう義理はありません』という意味にもなりかねません。
また、このような場合(成人祝い等)目下の者が目上の方にお返しをするのは失礼であるという事もあるのでお返しの額には気をつけるようにしましょう。
そしてお返しをする品は成人祝いのお返しだからと特別なものである必要もありません。
普通のお祝いと同じように菓子折りや食品・洗剤・商品券など消え物なら相手も気にならず頂けます。
しかし、お返しは貰った相手が喜ぶものを送ると良いというのもありますので、お祝いを頂いた方と親しい(仲が良い)のであれば、形の残るものでも喜ばれたりします。
その際はお相手の好みをしっかり把握しておくのをオススメします。
・頂いた額の1/3~半額が相場
・高額な場合は多く返し過ぎない
・返す品は一般的なお祝い返しと同じく消え物でも良い
・頂いた方との関係性によっては形の残るものでも良いが、その際は相手の好みをしっかり把握する
お返しをする際は以上の事に注意しましょう。
成人祝いのお返しをする際の正しいマナー
お返しをする際にただただお返しの品を裸で渡すのは、さすがに失礼ですよね。
お祝いをしたりお返しをしたりする際には品物に熨斗(のし)をつけるのが一般的です。
ではどのような熨斗(のし)紙で、どのような表書きにすれば良いかをご紹介していきます。
画像のように、熨斗と水引がついた熨斗紙を使います。
水引は紅白蝶結びのものを選びます。
そして熨斗紙の上部中央には内祝いと書きます。
熨斗紙の下部中央にはお祝いを頂いた方(新成人の方)の名前を入れます。
そして直接お渡し出来るのであれば外のしで。
配送する場合は内のしにします。
また、こちらはマナーではありませんが前項でも触れたように自身の成人式の記念写真を同封して送ると受け取る側も喜ぶ事と思います。
そしてお祝いを渡す日は出来るだけ大安の日を選ぶように出きるとベストです。
お返しもお祝いですから縁起の良い日に送るのが良いとされています。
・内祝いとして送る
・熨斗と紅白蝶結びの水引のついたものを選ぶ
・直接渡すか否かで外のし・内のしを選ぶ
・成人式の記念写真を同封する
・お返しは大安の日を選ぶ
お返しの際は以上の事を守るようにしましょう。
まとめ
成人祝いのお返しは原則として必要ありません。
自身がお祝いをする立場になった際に新成人をしっかりとお祝いしてあげる事が一番のお返しになります。
そのようにして成長を祝福するお祝いというのは繋がっていくものなのです。
しかしご実家の習慣やお住まいの地域の風習などもありますので、そちらの習慣を最優先することが一番です。
最後になりましたが、ご成人になられた事ほんとうにおめでとうございます。