
新しい一年を迎えるお正月。
そのお正月を迎えるにはいろいろな準備が必要になってきますね。
『大掃除・年賀状・おせち・お正月飾り』とたくさんやらないといけないことがあります。
そして、忘れてはならないのがお年玉です。
毎年この時期に親戚が集まると子供たちへお年玉を配らないといけません。
子供たちもお正月と言えばお年玉をもらえると期待しています。
そこで悩むのはやっぱり『いったいいくら包めばいいんだろうか?』じゃないでしょうか?
あまり多すぎると子供たちの教育にも良くないんじゃないか?
かといって少なすぎると子供たちはがっかりするんじゃないのか?
とくに小学生の場合はお金の大切さをあまり分かっていない事も多いですから多く渡すのも心配ですよね。
そして小学生は6歳~12歳と年齢の幅も大きい為毎年同じでいいのか?というのも疑問です。
なので世間一般としてはどれくらい包んでいるのかを調べてみました。
さらにお年玉の包み方や気になるお年玉の使い道も一緒に書いていきますので是非確認してみてください。
お年賀についてはこちらを参照ください。
お年賀の時期っていつまで?金額の相場やのしなどのマナーと注意事項
お年賀って何?その意味や由来を分かりやすく解説
喪中の場合はこちら
⇒喪中でもお年賀は渡す?お年玉はあげる?お正月の過ごし方あれこれ
目次
お年玉の相場は小学生の場合は?
小学生には一般的にお年玉をどれくらい包むものなのでしょうか?
最近の子供はわたしたちが子供の頃とは違い、お金持ちだ!なんて聞くこともありますがお年玉の金額もあがっているのでしょうか?
気になる小学生への相場とともに他の年代の相場も紹介していきます。
- 小学校低学年・・・1000~3000円
- 小学校高学年・・・3000~5000円
- 小学1年~6年生・・・1000~5000円
※学年が1つあがるごとに1000ずつ増やしていくパターン。1・2年生は1000円or5・6年生は5000円になります。 - 小学生未満・・・500~2000円または絵本やおもちゃなど
- 中学生・・・5000~10000円
- 高校生・・・10000円
小学生への相場は低学年から高学年までで1000円~5000円が相場のようですね。
最近の小学生はお金持ちだと言われていましたが、お年玉に関しては一般的には驚くような金額ではありませんでしたね。
しかし次の事は不満の種になってしまいますので注意してください。
- 昨年よりお年玉の額が減っている
- 上の子と下の子が同じ年齢の時のお年玉の金額に差がある
- 自分の子が貰う金額と親戚の子へあげる金額が違う
③に関しては大人同士の不満や揉め事に繋がり、子供以上に大変な事になる可能性があるので気を付けてください。
そして子供達には何歳の時にはいくら包んでいたかしっかり覚えておくようにしましょう。
お年玉を包む前には親戚の大人たちで事前にどれだけ包むかというのをしっかり話し合ってから配るようにした方がいいかもしれませんね。
お年玉の包み方は?
お年玉はどのように包めばいいでしょうか?
普通のカワいい封筒とかでいいのでしょうか?
お札の入れ方・・・で悩む方は少ないかもしれませんね。
しかし!子供に配るものだからと言って気を抜いてはいけません。
子供に渡したお年玉はもちろん親もしっかり見ています。
つまり親戚に『あの人はちゃんとした包み方も知らないんだな』と思われてしまうという事です!
できればそういう事態は避けたいですね。
ですのでここでしっかり確認しておいてください。
お年玉袋
お年玉に使う封筒は通常ポチ袋と呼ばれる袋にいれますよね。
最近ではカワいいものやキャラクターもののポチ袋もありますのでどれを使っても構いません。
渡す子が好きそうなものを選びましょう。
しかし小学生でも大きくなってくると、そういった事も恥ずかしかったりするので気を付けて下さい。
そして渡す時には表にその子供の名前を書いて渡してあげてください。
お札の入れ方
折り方
そしてお札の折り方ですがここにもしっかりとした方法があります。
ポチ袋にお札を入れる時は三つ折りにして入れましょう。
このように肖像画を表に向けます。
そして向かって左から1/3のところで折ります。
次に向かって右から残りの1/3を折ります。
このように三つ折りにします。
左右が逆にならないように注意しましょう。
さらにお札の上下と裏表に気を付けるようにしてください。
お札が複数枚ある場合
お札が複数枚ある場合は1枚ずつ三つ折りにしていくのではなく、全て重ねてから三つ折りにします。
その際お札の向きがバラバラにならないように気を付けましょう。
新札を使う
お年玉はお正月のお祝い事の一つですから、新札を使うのが基本となります。
新札を用意するには銀行へ行かなければなりませんし、銀行は年末年始は基本的にお休みです。
事前にしっかり準備をしていないといけなく、面倒ではありますが『それだけの準備をあなたの為にしています』という気遣いの証拠でもありますのでしっかり準備しておきましょう。
もし準備が遅れ銀行が開いてなかった場合は、デパートでご祝儀袋を買うと新札に両替をお願いできたりする場合もあります。
硬貨の場合
小学生へは硬貨を使う事は少ないと思いますが、もし使う場合や小学生未満の子へお年玉を渡す場合にも裏表に注意してポチ袋に入れるようにしましょう。
硬貨の裏表は数字の書いている面ではなく植物の絵柄が書いてある方が表になります。
しっかりと表を向けていれるようにしてください。
番外:両親に渡す場合
両親へ渡す場合はお年玉では無くお年賀として渡しましょう。
目下のものが目上の方にお年玉を渡すのは失礼になります。
両親はもちろん目上の方になりますのでお年賀として渡すようにしてください。
お年賀について詳しくはこちらを参照ください。
お年賀の時期っていつまで?金額の相場やのしなどのマナーと注意事項
お年賀って何?その意味や由来を分かりやすく解説
お年玉の小学生の使い道は?
最後にお年玉を貰った小学生はいったい何に使うことが多いのかをご紹介していきます。
男の子の使い道
1位:貯金
2位:ゲームソフトやゲーム機本体
3位:おもちゃ
全体的にはこのようになっていますが、高学年になると服や靴などオシャレに気を遣うようにもなります。
女の子の使い道
1位:貯金
2位:本
3位:ゲームソフトやゲーム機本体
全体的にはこのようになっていますが、男の子よりも早く服や靴などのオシャレに気を遣うようになっていきます。
小学生の使い道
男の子も女の子も1位は貯金をするというのが多いようです。
親に言われて貯金するという子も一定数いるでしょうが、あまり無駄遣いをしているわけでは無いというのは安心ですね。
そしてゲーム機など高額であまり買ってもらえないようなものを買うというのも多いようです。
そして高学年になっていくと男の子・女の子関わらずオシャレに気を遣うようになっていきます。
わたしたちが子供の頃は小学生の時からオシャレに気を遣う事は無かったように感じますのでこれも時代ですかね。(わたしが無頓着だっただけかもしれません・・・)
まとめ
最近の小学生はたくさん持っているという話もありますが、お年玉の金額はあまり変化は無いように感じます。
そして多少変わってはきてる気もしますが、使い道に関しても1位が貯金としっかり将来の為や自分が本当に欲しい物の為に貯めているようです。
小学生でもしっかりしているんだなというのがわたしの感想です。
ですのでお年玉を渡す大人の方もお年玉の包み方など作法をしっかり守って見本になってください!
そしておめでたいお正月!お年玉を貰って喜ぶ子供たちの顔に癒されましょう。
お年賀についてはこちらを参照ください。
お年賀の時期っていつまで?金額の相場やのしなどのマナーと注意事項
お年賀って何?その意味や由来を分かりやすく解説
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⇒喪中でもお年賀は渡す?お年玉はあげる?お正月の過ごし方あれこれ