
みなさん明けましておめでとうございます。
お正月はどのようにお過ごしになられましたか?
初詣に行ったり親戚や友人などと集まっておせちを食べたりお酒を飲んだりで楽しく過ごされた事と思います。
ですが、お正月も終わりになる頃そのような食生活をしていたら結果は火を見るより明らかですよね?
そう!お正月太りです!
みなさんはどうでしたか?お正月でもちゃんと気をつけていつも通りの体重をキープ出来ましたか?
でも何故お正月太りなんて言うのでしょうか?
太るというなら前月には忘年会やクリスマスがあり、そちらの方が太りそうなものですが、『忘年会太り』や『クリスマス太り』なんて言わないですよね?
それにお正月に食べるおせちは『和食』ですよね?
『和食』なんて低カロリーで健康にも良さそうなのに。
お正月太りをしてしまう原因は食べ過ぎなだけなのでしょうか?
お正月太りをしてしまう原因が他に無いかをご紹介していきます。
併せておせちやお雑煮のカロリーも一緒にご紹介していこうと思います。
七草粥はダイエット食?
七草粥とは1月7日(人日の節句)は七草の日とも言われる日です。
この日はお正月の料理で荒れた胃を休ませるという理由から七草粥を食べる風習があるのですが、この七草粥はダイエット食としてもとても優秀なのです。
七草にはそれぞれに縁起を担いだ意味があり、お正月の締めという雰囲気もある為、お正月で太った身体をを戻すキッカケにするにはうってつけの食べ物なのです。
それだけではなく、健康にも良い食材なのです。
まずは七草の種類と意味をご紹介します。
- セリ…競り勝つ
- ナズナ…撫でて汚れを祓う
- ゴギョウ…仏体
- ハコベラ…繁栄
- ホトケノザ…仏の安座
- スズナ…神様を呼ぶ鈴
- スズシロ…穢れなく純白
七草にはこのような意味がこめられています。
さて、次は七草がもつ効能をご紹介します。
- セリ…鉄分が豊富でビタミンA・B・Cにカルシウムも豊富で利尿作用・肝機能回復効果も期待できます。
- ナズナ…ビタミンAが豊富で解熱効果に利尿作用・肝機能回復にも効果が期待できます。
- ゴギョウ…咳や痰・喉の痛みに効果が期待できます。
- ハコベラ…タンパク質が豊富でミネラルやその他の栄養素にも優れた食材です。
胃腸の疲れをとり、口臭の予防にも効果が期待できます。 - ホトケノザ…高血圧予防・解熱効果が期待出来ます。
- スズナ…鉄分やカルシウムやビタミンCが豊富でそばかすの予防などにも効果が期待出来ます。
また、リラックスや利尿作用・便秘解消効果もあると言われています。 - スズシロ…ビタミンC・カルシウム・カロチンが豊富で利尿作用に便秘解消・消化促進効果が期待出来ます。
このように七草は身体の中も外もキレイになれる食材です。
さらに一杯のカロリーは約140kcal程なうえ、水分で膨らむため満腹感も得られるまさにダイエット食と言っても過言ではありません!
正月太りの原因は?
お正月太りしてしまう一番の原因はみなさんがご想像の通り『食べすぎ・カロリーの摂りすぎ』のせいです。
お正月料理は和食ですが、甘く味付けしてあるものも多く摂取カロリーは意外とバカに出来ません。
当たり前のことですが『摂取カロリー>消費カロリー』になると余った分が脂肪として身体に蓄えられていってしまいます。
ですので、太らないためには摂取カロリーを抑えるのが一番です。
『そんなの分かってるよ!でも食べちゃうんだからしょうがないでしょ!』と言いたくなりますね^^;
それ以外にもお正月は動く機会というのが少なくなりがちですよね?
動く機会が減るとリンパの流れが悪くなり身体に余計な水分が溜まりやすくなります。
つまり『むくみ』や『水太り』です。
さらにおせちなどのお正月料理は塩分が総じて高い傾向にあります。
塩分の摂取量が増えるのも『むくみ』の原因となります。
お正月太りの原因はこのような『むくみや水太り』の可能性もあります。
あとはカロリーの摂取量とも近いのですが、お正月は食べ物がすぐ近くにいつもあるような状態な事が多いいですよね。
そのためだんだんと胃袋が大きくなり、食べる量事態も増えてしまっている事もあります。
お正月太りの原因をまとめると
・食べる機会が増えるせいで胃袋が大きくなり食べる量事態が増える。
・運動の機会が減る為、身体がむくんだり水太りしている。
この3点がお正月太りの大きな原因です。
次項でおせち料理や雑煮のカロリーを紹介していきます。
おせちのカロリーはいくら?
意外とカロリーが高いおせちですが、ではそのカロリーとはどれくらいなのでしょうか?
もちろん家庭の味付けや取り寄せたお店次第でカロリーは変わってきます。
味が濃ければカロリーは高いですし、薄ければその分低くなります。
ですので、平均的なカロリー値をご紹介致します。
ご自分で味が濃いなぁと思えば少し多めに見積もり、反対に薄味だと思えば少なく見積もるようにして下さい。
- 伊達巻
一切れで約40kcal
一人前:2切れ80kcal - 栗きんとん
一つで約85kcal
一人前:2つ170kcal - 黒豆
10gで20kcal
一人前:30g60kcal - ぶりの照り焼き
一人前:一切れ(約80g)220kcal - 煮しめ
一人前:180〜300kcal - ニシンの昆布巻き
一人前:50g70kcal - 田作り
一人前:15g45kcal - かまぼこ
一切れ15kcal
一人前:ふた切れ30kcal - 紅白なます
10g10kcal
一人前:40g40kcal - 数の子
一切れ10kcal
ふた切れ20kcal
煮しめや栗きんとん・ブリ照りなどは甘い味つけになっている分カロリーは高めです。
美味しいですがこれらを食べすぎてしまうと太る原因となりますので注意して下さい。
逆にカロリーの低いものは
かまぼこや紅白なますと数の子も低めです。
これらを食べたからといって太る原因にはならなさそうです。
また、お正月といえばお餅ですね。
お餅のカロリーとお雑煮のカロリーもご紹介します。
- 丸餅
1個80kcal - 角餅
1個120kcal - 雑煮(餅2個)
350〜420kcal
丸餅は関西で、角餅は関東でよく食べられています。
お雑煮は地域やご家庭で食材や味付けが異なる為カロリーにも幅がありますが平均してこのくらいです。
半分はお餅のカロリーですのでお餅の食べ過ぎには注意しましょう。
ちなみにお茶碗一杯のご飯のカロリーは160g=270kcalです。
角餅ほぼ2つ分ですね。
お餅とご飯では腹持ちがあんなに違うのにカロリーはほぼ同じです。
お餅の食べ過ぎには気をつけましょう。
全部を一人前の量食べるだけで1265〜1455kcalにもなります。
これを見るとお正月太りも仕方がなく感じますね。
まとめ
お正月太りをしてしまう原因はカロリーの摂りすぎがやはり原因なのですが、お正月の料理は総じてカロリーが高い傾向にあるので、しっかりと自制する必要がありますね。
しかし、お正月の終わりには七草粥を食べる風習があり、その七草粥は非常に優れたダイエット食と言えます。
この日だけでお正月に増えた体重は減りませんが、これをキッカケに普段の生活に戻れば増えた分はいつの間にか元に戻るでしょう。