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ひな祭り

白酒をひな祭りに飲む理由とは?甘酒との違いって何?

投稿日:2017年11月16日 更新日:

3月3日桃の節句に行われる年中行事『ひな祭り』
この行事では色々な定番の行事食というものがありますね。

ちらし寿司ハマグリのお吸い物など小さい頃に食べた記憶があるんじゃないでしょうか。
またこの日には甘酒が出てきたりもしませんでしたか?

でも、ひな祭りに飲むのは甘酒では無く、本来は『白酒』というお酒なのだそうです。
どちらも白色の飲み物ですが、これらは全く別の飲み物なのです。
では、子供(女の子)のお祝い行事であるひな祭りの行事食に何故お酒が入っているのでしょうか?

今回はこの白酒を飲むようになった理由と白酒と甘酒の違いについてを書いていこうと思います。

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白酒をひな祭りに飲むようになった理由

子供の頃はひな祭りになると甘酒を飲んでいた方も多いと思うのですが、本来この日に飲むとされているものは『白酒』というお酒です。

ひな祭りは女の子、それも小さい頃がメインとなる行事ではないでしょうか?
ひな祭り本来の意味からすると小さい頃だけではないのですが、多くの方がひな祭りをするのは子供の頃だけだと思います。

では何故子供の頃にする行事の行事食に白酒という『お酒』が入っているのでしょうか?
この理由を説明するために少しはひな祭りの由来を簡単に説明していきます。

ひな祭りとは元々今のような女の子の為のお祝いではありませんでした。
男も女も大人も子供も関係無く、自身の穢れや邪気を身代わりの人形(ひとがた)に移して川に流すという厄払いを目的としたものでした。

その後、身の穢れを祓うという事から女性と関わりの深い行事となっていきます。
これは昔の日本では血は穢れとされており、月に一度訪れる女性特有の現象の為このようになっていったのです。(今考えるとおかしな話なのですが・・・)

そして、中国では桃の花を漬けたお酒『桃花酒』が飲まれておりそれが日本に伝わってきて日本でも飲まれるようになりました。
桃の花は邪気を祓うといわれていた為です。そして桃の花には百歳(ももとせ)まで生きるという縁起の良い意味も込められていた為、長寿そして健康の意味も込められるようになりました。

しかし、江戸時代になると桃花酒より飲みやすいと『白酒』が女性の間で好まれるようになりました。

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また白酒にはこのような謂れもあります。
『その昔、大蛇を宿してしまった女性が3月3日に白酒を飲むことによって胎内の大蛇を流産させる事ができた。
この為、悪い子を宿さないようにするために白酒を飲むと良い。』

この事もあり、桃の節句には白酒が飲まれるようになったとされています。

長くなりましたが、これが白酒をひな祭りに飲むようになった理由です。
つまり元々子供の為の飲み物ではなかったという事です。

それがだんだんとひな祭りは女の子の良縁と健康・成長を願い祝う行事となっていく中で白酒を飲むという事だけが残っているというわけです。

ただ、今でも白酒の『白』と桃の花の『紅』で縁起が良いとされている為まったくの無関係ではありませんね。

だからといって子供には絶対に飲ませないようにして下さい!
上記でも書きましたが、白酒はれっきとしたお酒です。
子供には甘酒を用意してあげましょう。

白酒と甘酒はどう違うの?

前項でも『白酒はお酒です』と説明いたしましたが、では甘酒と白酒はいったいどう違うのでしょうか?
甘酒は白酒に見た目が似ている為、子供達でも飲めるようにと用意されたノンアルコールの飲み物です。

甘酒と白酒を混同されていた方はしっかりと読んで違いを確認して下さい。

甘酒とはどんなもの?

一般的に甘酒とは
ご飯やおかゆなどに米麹を混ぜて保温し、米のデンプンを糖化させたものです。
アルコールをほとんど含まない(1%未満)甘い飲み物です。
昔から庶民の手作りする飲み物として親しまれ、作り方も意外と簡単で一晩でできることから「一夜酒」ともいわれていました。
扱いはソフトドリンクとなっていますが、1%未満とはいえアルコールが含まれていますので子供が飲み過ぎるのは控える方が良いでしょう。
もちろん飲みすぎなければ問題はありません。

白酒とはどんなもの?

白酒
蒸したもち米や米麹を味醂や焼酎を加えて仕込み、1ヶ月程度熟成させた醪(もろみ)を軽くすりつぶして造ったお酒のことをいいます。
白く濁り粘りと甘みがあり、アルコール分は9%前後糖質が45%程度含まれ、酒税法ではリキュール類に分類されています。
その為甘酒のように自分で作ることは法律で禁止されています。

このように全く違うものです。
そして甘酒は上記でも説明したように一晩で作れるほどお手軽なものでした。
この背景もあり古くから庶民の間で親しまれていた為、子供にも飲ませるようになったのでしょうね。

蛇足ですが、現在では初詣など冬場にホットドリンクとして飲まれる事が多い甘酒ですが、昔は夏場の夏バテ防止の健康ドリンクとして飲まれていました。

まとめ

いかがでしたか?
女の子の為の行事なのに定番メニューの中にお酒があるのは、もともとが女の子の為の行事というわけではなかったからなんですね。
老若男女問わず行われていた時の名残で今も白酒がメニューに入っているのです。

大人にならないと白酒は飲めませんが、娘が大きくなったらひな祭りに白酒を一緒に飲んで楽しめると良いですよね。

ひな祭りと定番料理の意味や由来と雛人形の名前や飾る時期に処分方法まで【まとめ】

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